耐えきれず、その場ではいた。


でも……どうして……!?


藤吉さんの手はすでに綺麗にくっついていて、縫合もとられている。


完全に自分の手のようになっていた。


それなのに……。


「脳味噌がこんな事にならないように、お二人とも頑張ってくださいね!!」


青い顔で写真を見つめる母親へ向けてモンピーは楽しそうにそう言ったのだった。