楓「理穂大丈夫??

これ、夕凪ちゃんから預かったの。

なんの薬??」



「心臓が痛くなった時に飲むのと喘息の薬。
症状が出た時だけ使うから大丈夫。
ほら、夕凪から毎日一個貰うんだけど使わないから溜まってるの(苦笑)」




楓「そう。

理穂……絶対に死にたいなんて思っちゃダメよ。

私もこの世界いるから命を狙われるわ。


だけどね一度も死にたいなんて思ったことないわ。

むしろもっと生きたいって思うわ。


だから、理穂も生きたいとずっと思いなさい。」




「うん……(泣)
ママ……ありがと(泣)
私を娘って言ってくれてありがと(泣)

私今すっごく幸せ………(泣)」




楓「なら、よかったわ。


一回寝なさい。


もし、なんかあったらそこの電話の名前が描いてある場所押してみなさい。


組員って書いてる場所は誰か来るわ。

もし嫌ならお袋って書いてる場所押してね。

無線で電話できるから。」




「わかった……

ママ……おやすみ。」



楓「おやすみ。」



ママは静かに部屋を出て行った。