海理は親父達の元に行った



「理生奈……行くか。」




理生「うん。」




來「海理がずっとパパなんて嫌いって言ってるけどなんかあったのか??」




「理穂に逢いたいって駄々こねてな。」



來「そうか……。
やっぱり、理穂に逢いたいんだな……」




「あぁ……ずっと言ってる。
ママに逢いたいって。」




來「そうか。
とりあえず、家に帰るか。
今日は皆、俺らの家に泊まるみたいだしな。
お前も泊まるだろ?」




そんなこと言ってたような気がするな……



「皆泊まるなら泊まるけど。」




來「まぁ、お前らだったら居てもいなくても変わらないけどな。
徒歩10分圏内に住んでるんだし。」




「まぁな。」




來「とりあえず行くか。」




「理生奈、海理。
行くぞ。」




理生「うん。」




海「僕、おじいちゃん達と行く。
パパとなんて行かない。」