「理生奈、海理のところ行くか。
それで家帰ってパーティーしよう。」





理生「うんっ!!!!
誰が来るかな〜
麗奈ちゃんたちもくる??
それと華波ちゃん達も!!!!」



「あぁ……呼んでおく。」




そして2組に行ったら親達がコソコソ言ってる。


「あの……どうしたんですか??」





そう聞いてみたら



女「あの子。お母さんが居ないんですって。かわいそうよね……」




そう言われていたのは海理だった




俺は海理に近寄った



海理の頭を優しく叩いた



「おい、お前ら。
母親がいないからってごちゃごちゃ言ってんじゃねぇよ。
海理と理生奈にはなお前はみたいな母親じゃないすっげぇママがいるんだよ。
だから……悪口は言うな。
わかったか??」




男「ごめんな。
これからはよろしくなっ!!!!」




海「うんっ!!!!」





よかった……これで海理も大丈夫か






「皆さん……俺の嫁は18さいの若さで死にました。
だけど……後悔はしてません。
あいつと過ごせた日々はかけがえの無いものだと思ってます。
理生奈や海理は母親の顔を知りません。
しかし、こいつらには母親との繋がりがあります。
それは理です。
母親から一文字をとりました。
なので……かわいそうでは無いです。
だから、これからはよろしくお願いします。」






海「パパ……。」





理生「海理くん……パパかっこいいよね

理生奈のクラスでも言ってくれたよ。
理生奈たち全然寂しく無いね。」




海「うんっ!!!!」




海理……理生奈。




理生「パパ!!パーティーしようよ‼︎」





海「パーティー⁉︎
本当に??みんな来てくれる??」




「あぁ……みんな理生奈と海理を祝いに来てくれる。」




理生「行こっ!!!!」





「失礼します。」



こうして俺たち親子の入学式は幕を閉じた。



fin