海理と離れ理生奈の教室に行ったら沢山の親がいた



やっぱり……母親がいないからか見られるな。


理生奈は全然気づいてないけど……



流石……理穂の娘だよ……



だけど俺はこのままにしたくない



「理生奈……パパの側から離れるなよ」





理生「??わかった。」



「あのっ!!!!
俺は入谷理生奈と海理の父親です。
こいつらには母親がいません。
母親は病弱だったのでこいつらが1歳の時に死にました。
しかし、かわいそうな目で見ないであげてください。
お願いします……」



理生「理生奈のママはね……お空にいるの。
とっても、とっても可愛くって優しいママだったんだって。
みんな……ママが大好きだったんだって
だからね……理生奈。

ママ……居なくても寂しくないよ。
パパも海理くんもお爺ちゃんもお婆ちゃんもいるもんっ!!!!」




ぱち……パチパチパチパチ!!!!




はぁ??




女「すごいですっ!!!!
お母さんが居ないのにこんなに立派な子が育つなんて。
理生奈ちゃん。
うちの子と仲良くしてね。
お父さんもよろしくおねがいします。」





「あ、はい!!!!」




理生「うんっ!!!!」


理生奈はその後すぐにクラスに溶け込んだ。


やっぱりお前の子だな。


理穂……。


純粋で何事にも真面目なところが。