「ねぇ……お父様。
お父様がなぜ私を殺したいかはわかるわ


それは……



自分の組織を潰したのは入谷組だからでしょう??



そして……その若頭と付き合ってるなんて知られたくないから私を殺す。



あってるかしら??」






翔「親父が……理穂の家の組織を潰した???」





「うん……。
でも……潰してくれてよかった。
人殺ししかしない組織なんてなくなって正解。」




父「だからなんだよっ!!!!
そもそも、お前がいけないんだからなっ⁉︎
俺にはむかうなんて!!!!」






お父様は怒り狂って銃を出した






バンッ






喘息がまだ少しだけ残っていて動けない……







死ぬ……






ドンッ……







えっ??







「……お母様……。
いや、いや!!!!
お母様!!!!
なんで庇うの⁉︎」





母「ごめんね……。

長い間助けられなくって……。
理穂……幸せになりなさい……。


直哉……華波………理穂を恨まないで。
お願い……します……(泣)


お父さん……もうやめましょう。
理穂を解放してあげて……。
全て私が悪かったのよ……。
理穂には当たらないで……


昔の貴方が大好きだったわ……

理穂とやり直して……

ばいばい……みん……な。」






お母様は意識をなくした……






「何よ……それ。
なんで、お母様が死なないといけないのっ⁉︎」






華「理穂……ごめん。
本当はね……少しも恨んでないの。
でも……理穂のお父さんが理穂を殺さないとまたお父さんと別々にするって……

ごめん……。
理穂のお母様の言葉でやっと目が覚めたよ。

叔父様……もうやめよう。
理穂を貴方のストレス発散のために使わないで。
私やお父さんを脅さないで。」







「華波……ありがとう。
だけど私には………やることがある。」






翔「理穂っ!!!!」





私はみんなに微笑んだ……






直「理穂様、おやめください!!!!
今近寄っては危ないです!!!!」





やっぱり直哉には分かっちゃったか






「大丈夫。





お父様……」







バチンッ





私はお父様に平手打ちをした






「もう……やめよう。
恨み合うのはやめようよ……。
今からでも遅くないから一緒に家族になろう。
もう……2人しかいないの。
私の家族はお父様しか居なくなっちゃったの(泣)
お父様……すべて水に流してやり直そう……」