「やめてーー!!!!
華波さん銃を貸して
私が死ぬから……
だから……親子で殺し合うなんてやめて……」






これで全て解決するなら命を捨てよう。






華「私たちは……親子じゃない。
だから理穂が死ぬ意味はないわ。」







なんで……強がるのかな……






「華波さん……強がるのはやめて。
本当は思い出しているんでしょ??
直哉との思い出……」





華「⁉︎

そ、そんなの知らないわ……」






「嘘をつかないでよ……


華波さん……貴方は愛されてる。
直哉は今でも華波さんを愛してるわ。
だって華波さんには銃を向けなかったもの。」





魔「ち、違うっ!!!!
俺が殺すのは理穂様だけだからそいつには興味がないだけだ……」






なんでこんなに不器用なのかな……






「命令するわ……。
私を殺してまたやり直しなさい。
親子2人で……」





魔「ぇ⁉︎」





華「理穂っ!!!!
なに言ってんの……??
私とあいつは敵って言ってんじゃん」






本当はそんなこと思ってないよ






「直哉……ごめんなさい。
お父様にはむかった私を殺してください

お父様に愛して……貰えなかった私を……許してください……(涙)


私は……私は……




親不孝者です……(涙)」





直哉は私に銃を向けた……






バンッ……








「イッタ……」





でも……何でかな……



痛みはお腹からだ……






「どう……いうこと……」





魔「俺も理穂様には死んでほしくない。

だから……主人を納得させるためにお腹を撃たせて貰った……


死ぬことはないから大丈夫だ。
俺が今から手術するからな。」






華「できるわけないでしょ⁉︎」




魔「これを見てもか?」





それはお医者さんが手術を許可せれてる者が持ってるカード。



それに名前も直哉のだ……