「理穂、ついてきてっ!!!!
海外に逃げよう!!!!
もうここも見つかってる。」





理「ダメッ!!!!
この子達は……どうするの⁉︎
連れて行くの??」





連れて行くわけには行かない……





子孫は残さないと行けない……






でも……どこがこの子達にとって安全?







入谷組……??





もう……入谷組しかない……







「麗奈っ!!!!
この子達を入谷組にっ!!!!
護衛は私の信用しているやつ50人つけるから。」





理「翔太のお父さんとお母さんには迷惑かけられないよ!!!!」






麗「了解。
華、命令よ。

理穂を全力を尽くして守りなさい。
場合によっては魔王を殺しなさい。」






理「だめだよっ!!!!


自分のお父さんを殺すなんてだめっ!!!!」





「あいつは敵だ。
親父なんかじゃねぇ!!!!
理穂、逃げるぞっ!!!!」






理「待って……麗奈。
この手紙を翔太のお父さんとお母さんに渡して。
そしてこの子達には翔太から貰ったブレスレットを預けるわ。
帰ってきたときまで麗奈がとりあえず持っといて……」





麗「えぇ……」




「……ばいばい。」






私は理穂を連れて扉を出ようとしたが足を止めた……






誰かの気配がする






これは……魔王……






私は麗奈に合図を出し逃げるように言った……




麗奈は頷いた……








私は窓に向かって拳をぶつけた







ガシャーン




理「⁉︎」