だけどお父様は

“そんな奴は知らない。
俺の子供じゃない。”




リズは心が痛くなりました。



お父様に嫌われた以上生きる意味がないと思いナイフで自分をさしました




王子もお父様も驚きました。



お父様はこの時自分のしたことの重大さに気づきました




“リズ……ごめん。
目を覚ましてくれ……”




これがお父様の今の願いです。




その時リズの周りには無数の光が輝いていました」






「光??」





お母様「そうよ。


この光はね願いを叶う光。


実在するのかもわからない光。




お父様は光に手を伸ばしたわ。



そしたらなんとリズは目を覚ましたの。


傷も治ってたわ。


お父様はこの時リズをもっと大事に育てようと思いました。



この後リズは王子とお父様と楽しく過ごしました。



おしまい。」





「私もリズみたいになれるかな??」






お母様「なれるよ。



理穂が願いの叶う光を信じるんだったね




多分お父様も理穂に暴力なんてふるわないわ。

理穂……ごめんね。


お母様……理穂守れなくって……」






「ううん……


私……願いの叶う光があるの信じているから大丈夫。


お父様はリズのお父様のような人だと思ってるから。
だから大丈夫だよ。」