2人で、言い合いながら問題を解いているとドアが開いた。


「お待たせ……………って、は?」




佐々木くんは、私とその前に座ってる桐崎くんの姿を見てびっくりする。


あ……っ。



「ちが……っ、あの……。」

テンパって、うまく説明できない。


黙っていると、


「……あ〜、丁度良かった。
俺、用事思い出して急いでたんだよ。
桐崎、頼むわ」


佐々木くんは、そう言いながら、鞄を持ってドアを開けて、閉めた。





ーーーー。



それから、重い空気が……。



だと、思ったら、桐崎くんは黙々とプリントに書き込んでる。



「ん、やるよ。
間に合わないんでしょ?」



………っ、桐崎くん〜〜!!


やっぱり、好きです。