・.。*・.。*・.。*・.。*・.。*・.。* 「じゃあ、ここはこうでいいんですか?」 ノートをひらげて、シャーペンを持ち、悩む私。 そして、いつもと同じようにクールな表情で私の解答をのぞき込む桐崎くん。 「うん、あってる」 そう言って、綺麗に丸をする。 そうです。私は、桐崎くんの家で勉強をしています。 え?なぜかって? この間の数学のテストがやばかったからです。