急いで救急車に電話をした優ねぇのところに来た救急車とパトカーは、
救急車は兄貴を連れて行った。
そして、警察の人は自転車を確認していると、
悲痛な声をあげたそうだ。
「ブレーキ線が切られている。」
ブレーキが効かないと気づいた兄貴は
この先の止まって確認しなきゃ危ない大通りの道の前にこの人通りが少ない坂で優ねぇを守るように抱きしめながら飛び降りた。
兄貴の靴は酷く磨り減っていて、
それがどれだけ止めようとしたかわかったと言われた。
そして兄貴の負傷。
腰と肩と足と腕の大ダメージ
兄貴は一ヶ月は目を覚まさなかった。
そして、
兄貴は一生バスケができなくなった。


