俺の周りには誰かのせいでバスケをできなくなった人が多い。
奈緒も、そして兄貴も…
目を瞑れば思い出す。
あの日の後悔と憎しみ…
________
___________
_____________
「郁人!練習するぞ!」
「おう!待てよ!兄貴!」
兄貴が高3
俺が中一の時だった。
バスケの練習試合をしよう。
と話になった俺たちは
兄貴と一馬くんと亮太くんと俺と優ねぇと奈緒で近くのバスケゴールがある運動公園へと向かった。
3on3
少しくらいなら私もやる。と奈緒はルンルン気分で俺の隣を歩いていて、
兄貴と優ねぇは戯れながら
亮太くんと一馬くんも笑い合いながら
運動公園へと向かっていた。


