「でもね、これだけは忘れないで。 俺は奈緒に出会えてよかった。 奈緒に出会えてなかったら今の俺はいない。 きっと、俺の人生の1番の幸せは奈緒と出会えたことだから。 俺にとって奈緒は何よりも大切な存在なんだよ。 だから、こんな、とか、 自分を卑劣しないで… いくら奈緒でも奈緒を傷つけることは許さないからね。」 いくとの優しくて少しだけ強い言葉に 私は泣きながら思いっきり抱きついて、 郁人の胸に顔を埋めて、 郁人の言葉を幸せをかみしめた。