「郁人を、一人じゃ苦しませないから…。
私も一緒に苦しむから。
だから、一人で抱え込まないで…。
いっつも、郁人は一人で抱え込んで、
私に頼ってくれなかったっ。
だから、
こんな時くらいお願いだから、
私を頼ってよっ。」
涙で視界が歪む。
それくらい、辛かった。
美咲ちゃんのあの話も、郁人が眠っている間に、
理玖くんと春樹くんに全てを聞いた。
郁人が私を守ろうとしたこと…
郁人が泣きながら
私を傷つけた、と自分を責めていたこと…
そして、
郁人がずっと、
小さい頃から私のことだけを想っていてくれた事を…。


