「あなたですか?」 低い声にビクビクしながら、 はい、と返事をすると、 いきなり握手をされて驚く私を尻目に、 「あなたのおかげで、郁人くんは意識不明の後の筋肉の硬直などが見られませんでした… よく頑張りましたね、」 そう優しく笑いかけてくれた先生に、 私も笑い返して 「ありがとうございます。」 照れ臭いけどお礼を言った。