ピッピッピッピッ 機械音。 ゆっくりと目を開ければ、 泣きながら私を見つめるお母さんと郁人と佐和子さん。 目頭を押さえているお父さんとお兄ちゃん。 なに? どうなったの? 声を発そうとしても腕の鋭い痛みで声も出ない。 体も動かない。 私どうしたの? なんとか目だけで状況を確認する。 釣り上げられた足に、 ギブスグルグルの腕。 なに? そして私に気づいた郁人とお母さんと佐和子さんとお父さんとお兄ちゃんは駆け寄ってくると、 佐和子さんは看護師さんを走って呼びに行った。