声を押し殺して

「ど、どうしたの?ききさん。ゆうじ君に何か言われた?」

「ゆうじがききさんのことれいけつ女って言ってた」

「ききさん…」

「ききさん。このままでいいんですか?ゆうじと…」

みんな驚きながらも心配してくれるの?
ありがとう

でも私はもう後戻りできないの

犬飼君を怒らせちゃったし

「何も言われてないよ。もうこのままでしかいれない。私はれいけつ女でいいの」

涙を拭って笑いかけた

みんな笑顔がひきつってた

みんなと色々話した

話が終わったらみんな帰ってった