まぁでも口じゃないだけいいよね?

二人にお礼を言っといた

二人して笑った

何で笑うの?

『寝癖すごいね。どうする?これから。こっちに帰ってくるか?』

声を揃えて二人が聞いてきた

よくハモるなぁ。いとこだからかな?

私は頭を整えながらうなずいた

準備して駅に向かった

色々話してたから結構楽しかった

家についた

鍵を開けて中に入った

ゆう君の靴はないからいないみたい

引っ越しの人を呼んで本や服を渡した

最後に手紙を書いた

〔ゆう君へ
今まで一緒に住んでくれてありがとう。前住んでた場所に戻ります。ゆう君を縛り過ぎていたかもしれないので少し距離をとろうと思います。また学校で会おうね。
ききより〕

机の上に置いといた

はやて君達は静かに見守っていてくれた

駅に向かっている途中ゆう君がキレイな女の人と歩いてた