会長はそう言って、裕未ちゃんの口を塞ぎながら私と反対方向の道を歩いてった 私はいきなりポツンと一人になってしまった 会長もあんなに焦るんだ… へぇー 私はトボトボ歩きながら帰った 幼馴染かぁ… だから、会長の秘密とかもいっぱい知ってるんだ… 私なんて会長のこと全然知らないよ… いつのまにか私の中にいっぱいのモヤモヤが生まれた 私より仲がいいんだ… なんか嫌だなぁ… 裕未ちゃんを羨ましく思うなんて… 「おっかえりーー!!」 生徒会室に帰ったら、ハイテンションな黄鳥先輩がお出迎え