私は華を柵の中に入れて、お昼のドックフードとお水を近くに置いた




「華、これはお昼のだからね。今食べちゃ駄目だよ」



「ワンッ」



「元気でよろしい」



私は二階で鞄を取って、ネックレスをつけた



いったい誰が私にプレゼントしてくれたかはわからないけど、ずっと欲しかったもん



つけなかったら、勿体無いもんね




「じゃあ、行ってくるからね」



私は華を撫でて、家を出た




うーん



清清しいな~



久しぶりにこんな早く起きたかも



まぁ、寝てないんだけどね…



徹夜だもんね…



私は大あくびをしながら、学校へと急いだ




途中、誰かとすれ違ったが…







「あれ…あのネックレス…」