君からの好きって言葉がほしくて。



隼人は静かに部屋に入ってきてベッドの横に座った




「お前大丈夫か?」




隼人は私のおでこに手を当てて熱を測る




ただ、おでこを触られてるだけなのに私の胸はドキドキして止まらない



ただ熱を測ってくれてるだけ



それだけなのに…な




「まだ熱いな…」




隼人は自分のおでこと比べながら心配そうに私を見つめる



「でもちゃんと寝たから大丈夫だよ」




「お前の大丈夫は信じないから」




「なんで?」




「さゆりは強がりの大バカ野郎だから」



隼人はクスッと笑って言う