「さゆりは、もっと人に甘えていいんだよ」
背中越しに隼人は言う
背中しか見えなくて隼人の表情は見えない
「さゆりは自分が思ってるほど強くない。
嫌な時は嫌って言っていいんだよ。
誰かのためになるのも大事だけどもっと自分を大事にしろよ。」
私は隼人の伝えたいことが少し分かった気がした
学級委員のこととかもそうだけど
クラスのみんなや先生が少しでも喜んでくれるならって思っていろんなことをやってきた
自分の時間よりも誰かのために使う時間が多かったかもしれない
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