そしてその後私たちは手を繋いで屋上を後にした




「ねぇ…こんなの恥ずかしい…」




「いいじゃん、俺とさゆりが愛を誓った記念すべき日なんだからさ」




「なにそれ…」



そう言ってペロッと舌を出す隼人はご機嫌だった




私たちはそのまま教室に入った





「ちょっと遅…ってええええ!?」





寧々が怒って来たかと思ったら大きな声を出した



それによってみんなもこっちを見る