架け恋橋に着くとさゆりは手をさすりながら待っていた 俺は木の陰から少し様子を見ることにした でも待っても待ってもその幼なじみは来なくかった さゆりの切なそうな顔を見るたび俺の胸は痛んだ そんな来ないやつ待ち続けてどーするんだよ… もう見てらんねぇよ