君からの好きって言葉がほしくて。



家に戻って自分の部屋のベッドに転がり込んだ




「俺…なにやってんだよ…」




自分でももうどうしたらいいかわからなかった




あいつを好きすぎて止められないんだよ




その時、布団からさゆりの香りがした




…やっぱり俺無理だわ、忘れるとか無理




自分の感情出さないのも無理だ




そう思ったら俺はコートを手にして家を飛び出していた