君からの好きって言葉がほしくて。




「さゆりってさ強がりだし、思ってること口に出そうとしないよね」




分かったような口を聞きながら橘隼人は私をジリジリと壁際に追いやる




「ちょっと…離れてよ」




「やーだね。それにさゆりってみんなが思ってるほど強い子じゃなさそうだし」




そう言ってどんどん近づいてついに壁に手をついて私を動けなくしてきた




さっきから私のこと分かったようなことばっかり言ってくるのはなんで?




今日会ったばっかりなのに…なんなの…