君からの好きって言葉がほしくて。




こんな不純な動機でもう勉強した俺は見事2年で1組に入った




もちろんそこには、さゆりもいた




やばいな…俺、超頑張ったじゃん




俺は一緒にいた湧也にハイタッチしようとしたら湧也は床に崩れ落ちていた




「おい、どーしたんだよ!」




「…2組ってどういうことよーーーー!」





2組の1番上に名前がある湧也




つまりはあと1人抜かせば1組だったってこと





「お前の気持ちはお察しするぜ…湧也」




俺は勝ち誇ったように笑った