俺がうっかり口を滑らしていたのを聞いた親友の湧也はニヤニヤして俺を見た




「はっ！？別に…」




「さゆりちゃんのこと教えてやろーか？」




そう言って湧也は頼んでもいないのにペラペラと話し始めた





聞くまでもなくさゆりはやっぱり才色兼備な女だった





ただ１つ…それは告白されても絶対誰とも付き合わないってこと




あの手の女なら、普通はそうかもしんないけど何か俺の中で引っかかった