君からの好きって言葉がほしくて。




「はーい!じゃあ、みんな開店するよ〜」




店長役の子の声によって群がってたみんなは散らばっていく




私も定位置につこうと思った時



横から通り過ぎざまに耳元で、声がした





「お前それ似合ってないから早く脱いだ方がいいんじゃねーの?」





今、通り過ぎた人を見なくたって声でわかるよ




誰だか、分かる





だからこそすごく辛くて




もう抑えれなくて私は教室を飛び出した