君からの好きって言葉がほしくて。




「ねぇねぇ、隼人〜!このメイド服似合ってるよね??」




「…ん。似合うじゃん」



私が背を向けてその場を離れようとした時背中越しに聞こえた声




〝似合うじゃん〟



その言葉が妙に私の中でこだまして離れなかった




他の子にそんなこと言わないでよ…




彼女でもないくせにこんなこと思うなんて自分って本当小さいよ



分かってるけど…





すごくすごく嫌だった