君からの好きって言葉がほしくて。




「ここ押せば撮れるから〜」



美鈴さんは少し強引に私にケータイを押し付ける




こんなのあんまりだよ…神様




私は涙がこぼれるのをグッとこらえた




「じゃあ撮りまーす…はいちーず」




カシャッ





レンズから映る2人は満面の笑みでより一層私は悲しくなった





「わぁ!ありがとう!」




美鈴さんは嬉しそうに私からケータイを取って確認する