君からの好きって言葉がほしくて。




そして連れてこられたのは空き教室




夕日が沈みかけで教室の中も少し薄暗かった




「お前さ、何考えてんの?」




隼人は少し怒ったように私を壁に押し付けた




久しぶりに聞く隼人の声に少しドキドキした




「どういうこと?」




「お前はあの幼なじみと付き合ってんだろ?なのになんで佐伯と出るんだよ」





「それは…強引にエントリーされたからよ…」