君からの好きって言葉がほしくて。




「俺と出まーす」



今度は後ろから佐伯くんが出てきた



「別に仲良しの友達が出たって構わないんだろ?」




「…ま、まぁ。でもさゆりちゃんと佐伯くんならいい感じだからオッケー!」




そう言って杉村さんはエントリー表に私たちの名前を記入する




なんで佐伯くんが…?



私は訳が分からず佐伯くんの方を見るけど



佐伯くんは隼人のことをじっと見つめていた