君からの好きって言葉がほしくて。



「どーぞ」



通された部屋は隼人の匂いでいっぱいだった




CDラックや洋服がズラーッとかけられたハンガーラックもあった




やっぱりオシャレなんだなーとしみじみ感じる




「あんまジロジロ見んなよ」



「ふふっ…」




隼人が照れたように頭を掻くから私はわざとまじまじと見るような素振りをした




「だからやめろって…」




そう言って隼人が腕を取った瞬間