わたしたちは近くの公園に移動し、ベンチに腰掛ける。 「本当にそっくりね、私たち」 そう言って、彼女はペタペタとわたしの顔に触れる。 冷え性なのか指先が冷たい。 距離が縮まり、藤井さんのフレグランスがわたしの鼻に届く。 いい香り...。 小さい顔なのに瞳は大きくて、手足も長い。 ぽやーと見とれていると、彼女はいきなり両手を叩いた。 「ねえっ、私たち入れ替わってみない?!」 「...へ?」 キラキラした眼差しがわたしに向けられる。