恋する想いを文字にのせて…

ファンレターの中には、かつて何度も便りをくれた人もいた。

デビュー後、20代、30代…と年を経るつれ、ファン層も変わっていった。


離れいった人もいたし、変わらず応援し続けてくれた人もいた。

いろんな人生の軌跡を経て、こうして手紙という形で出会えることが嬉しかった。



…何もかも、小野寺さんのお陰だわ〜〜と感謝した。

そんな小野寺さん宛てに書かれた手紙が混じってたのは、セレクトブックを発行して2ヶ月くらい経った頃だった。




(おっちょこちょいね…)


編集社に電話をして彼に伝えた。


「貴方宛ての手紙まで届いてましたよ。そちらに送り返しますからね」


キレイな夕焼けの海が描かれたレターセットだった。
美しく並んだ文字は、とても心がこもってるように思えた。



ーー小野寺さんの彼女かしら、と思った。


その人が我が家に訪ねてくるまで、私も姉もきっとそうに違いない…と信じ込んでいたーーー。