「そうですか?
早めに帰ります?」
『…それは、嫌です。
総司と2人だけでいれる時間が短くなる
じゃんか…』
「え?」
ボソッと言った言葉は総司には聞こえなかったみたいでハテナマークを頭に
浮かべている。
「もう一回お願いします!」
『え?!…だ、だから…。
総司と2人だけでいれる時間が…短くなる
から嫌…』
もっと、総司と2人でいたいし…。
屯所だと、土方とかみんないるから2人で
いる時間がほとんど無い。
それが最近とても寂しい。
「白夜さん可愛いですね〜」
『なっ…』
か、かわっ…!!
ギュッ
「じゃあ、もっとこうしてましょう。
僕も白夜さんともっと2人でいたいです」
総司はギュッと私に抱きついてきた。
さっきよりもドキッと高鳴る胸の鼓動は
どうしても止められない。


