狐姿に戻り、部屋の角に丸くなった。 だが、簡単に総司に捕らえられる。 「白夜さん。秋ですから寒いですよ」 『いーーやーー!!』 抱えられてさっきの場所に戻される。 恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしいってば! 前足を総司の顔面にベシッと押し当てる。 『総司の馬鹿!!』 「ははっ☆ 肉球パンチききませんよー? 逆にいいですよ♪」 『ば、馬鹿!!!』 「寝ますよ♪」 と。私は総司に抱きつかれ、 照れながらしょうがなく寝た。