母様が出ていくとギュッと後ろから総司に
抱きつかれる。






『そ、そそそそそ総司?!』


「…眠い…です」


『うぐぐぐっ…。
そ、総司…。
一応、総司男!
重い…』


「一応って…。
僕は正真正銘男です」


『ひゃっ…』






総司は私の首筋をペロッと舐めた。






「証明。してあげましょうか?
僕がきちんとした男だと言うことを」






私の耳元で色っぽい声でそう言う総司。


心臓がドキンドキンとうるさい。

ドキンドキンどころじゃない。






『そ、そうっ…!!…っ!』






腕を引かれ前から総司に抱きつかれる。
そして、首筋をまたペロリと舐め、
その舌はだんだんと下に移動していく。


私の頭は混乱中。
当然顔は真っ赤。






「顔真っ赤ですねぇ」


『な…!!ね、寝る!!』