ーー「姿が変わっていても、
動揺しないで?」



『はい』



ーー「目を閉じて?」






神様に言われた通り目を閉じると
あの時みたいな眩しい光が瞼からでも
わかり、私はまたその白い世界から
姿をけした。






■■■






首元が温かい。


ゆっくり目を開けると何か違和感。



視力がなんか前よりも良くなったような…。





『…総司…』





横を見ると私の首元でスヤスヤと
眠っている狐姿の総司がいた。




起こさないようにゆっくり起き上がると
ビックリ。





ここ、私の部屋だ…。






なんで?なんで?


あ、総司が焦って連れてきたのかな。



…じゃなくて、そっちじゃなくて。





髪色だ。

髪は銀髪になっていて、
ポニーテールになってるが毛先が
膝当たりまである。