そんな中、廊下から先生の不気味な笑

い声が響く。

 私達はこれから何が起こるのか分から

ずにただ呆然としていた。

「え?え?」

 今までの威勢なんか跡形もなく消え去

り、足ががくがくと震えている。

「あはははははは!これからあと15分

経てば、俺のサンプルが投入される!!

それまでに3人その中から殺せ。ちゃん

とモニターで見ているからな。じゃあ

な!!」

 それだけを残し、先生の足音は遠ざ

かっていく。