「神威・・・何でだよぉ。俺たち友達だ
ろぉ?何で・・・・」
はいつくばって泣きながらそう言う玄
真を見下す形で神威君は立った。そして、
笑顔を作りながら言った。
「うん。でも友達って裏切るもんでしょ?
それに、もう意味ないし。マイナスを付
けたから玄真は今マイナス1。誰かがプ
ラスくれないと無理だよ」
ニッコリと笑った神威君が悪魔に見え
る。
「だ、誰か点を・・・。誰か点をくれぇ!」
玄真はそう狂ったようにいたが、誰も
点をあげようとしない。
このままじゃあ、死んじゃう。
どうしよう。どうしよう。
そう思ってても何とも言えない。動け
ない。
「亜梨朱・・・あげようと思わない?」
そう聞くと、亜梨朱はびっくりした顔
でこっちを向いた。
「え・・・じゃあ綺月、あげるの?」
う・・・・。あげるったって・・・。
なにか言わないとと思いながらも何に
も思い浮かんでこない。視線を泳がせて
困っていたら、秋斗が言った。
「善行はいいが、優しさは甘さになる。
甘さは敵を作る。死にたくないなら、心
を鬼にするしかないんだ。・・・たとえ、
誰かが犠牲になるとしても」
秋斗はそう言って、開け放たれた窓か
らのぞく空を仰いだ。目絵を細めて、た
だ何にも感じない透明な表情をしながら。
ろぉ?何で・・・・」
はいつくばって泣きながらそう言う玄
真を見下す形で神威君は立った。そして、
笑顔を作りながら言った。
「うん。でも友達って裏切るもんでしょ?
それに、もう意味ないし。マイナスを付
けたから玄真は今マイナス1。誰かがプ
ラスくれないと無理だよ」
ニッコリと笑った神威君が悪魔に見え
る。
「だ、誰か点を・・・。誰か点をくれぇ!」
玄真はそう狂ったようにいたが、誰も
点をあげようとしない。
このままじゃあ、死んじゃう。
どうしよう。どうしよう。
そう思ってても何とも言えない。動け
ない。
「亜梨朱・・・あげようと思わない?」
そう聞くと、亜梨朱はびっくりした顔
でこっちを向いた。
「え・・・じゃあ綺月、あげるの?」
う・・・・。あげるったって・・・。
なにか言わないとと思いながらも何に
も思い浮かんでこない。視線を泳がせて
困っていたら、秋斗が言った。
「善行はいいが、優しさは甘さになる。
甘さは敵を作る。死にたくないなら、心
を鬼にするしかないんだ。・・・たとえ、
誰かが犠牲になるとしても」
秋斗はそう言って、開け放たれた窓か
らのぞく空を仰いだ。目絵を細めて、た
だ何にも感じない透明な表情をしながら。


