サンプル~壊れた教室~

 すると連は、イライラした口調で叫ん

だ。

「うっせぇよ!ならテメェが死ね!マジ

でなんなの?ウゼェ!!」

 頭ごなしに怒鳴られ、玄真は真っ青な

顔をして慌てて取り繕った。

「わ、悪かったよ。でもさ、本当にどう

しよう。俺死にたくねぇよ・・・」

 うなだれてる玄真を見て、神威君は鼻

で笑った。

「・・・連、あと45分だけど?」

「チッ。あーもー、玄真、お前死ね」

 連はそう言って、蛇に睨まれたウサギ

みたいに固まってる玄真を見た。

 玄真は納得いかないという思いを言え

ずに、口をパクパクしている。

 自分じゃない。

 そういう思いがみんなの中で安堵とし

て広がり、ほっとしたような空気が流れ

た。

 しかし、やっぱり納得してなかったの

か、玄真は大声で、まるで威嚇している

みたいに言い放つ。

「ふ、ふざけんじゃねぇよ!連、何で俺

なんだよぉ!もっとほかに、死んでいい

やつがいるだろ!奈津とか、レオナとか!」

 その言葉に、レオナは敏感に反応する。

「ちょっと、何よそれ!私は死んでい

いっていうの!?あんたの方が生きてる

価値ないでしょ!」