サンプル~壊れた教室~

 姫奈はパッと髪を掻き上げて、見下す

ような視線を私に向けた。

 なにそれ?

 私は己のことしか考えてない発言に、

顔が赤くなった。

「何なのよ。姫奈も京華もレオナも大っ

嫌い。自分の事ばっかでムカつく。姫か

何かだと思ってんの?ウザイ。マジでイ

ラつく」

 今までの京華たちの言い分を聞いてき

た身として、もう限界だったのだろう。

今までの不満を一気にいう。

「・・・・・・は?」

 京華と姫奈とレオナは、ピキッとこめ

かみに欠陥が浮かんだ。

 やばい、と思った。

 京華も姫奈もレオナも、怒ると手が付

けられない。

 今まで3人の言うことを聞いてきた唯

架も、きっと分かってるはずなのに。