サンプル~壊れた教室~

 今度は何味?

 そっと受け取って包みを見てみると、

“いちごミルク味(*^。^*)”と書かれて

いる。

「どんだけ持ってるの、このアメ・・・」

 不安とないまぜになった笑みを浮かべ

た。

 そんな顔をした私を不審に思ったのだ

ろう、神威君は微かに首をかしげて喋る。

「どうしたの?」

 整った眉がのカタチが、不揃いに崩れ

る。

 私はその時初めて、泣き出しそうな顔に

なったことに気付く。

「何でもない。さっさと体育館に行かない

と作戦、実行できないよっ?」

 言葉を濁して、体育館へと向かった。