君の幸せ、ただそれだけを。上





「彩香ー。

空き教室一緒に行こーぜ」



「うんー」




星也に声をかけられ、

一緒に空き教室へ向かう。





あたしたちの教室から空き教室は近いから、すぐ着いた。




あたしたちが空き教室に着いたのは、

遅めだったみたいで、



1番前の列しか空いてなかった。





「うわ、1番前かよー。


どこがいい?」





「うーん、1番ドアに近いとこ!」




あたしたちは後ろのドアから入ったので、

前まで歩いてたら、



その間に言ってた席に誰かが座った。