紆余曲折。
その言葉がピッタリのお話になりました。
何が当てはまるかって、
明香の人生や思いもそうですが、
何より作者の思いも紆余曲折。
日によって、明香の人生の選択肢が
変わってしまうのではないと、と思うほど、
色んなことを考えました。
明香と心中での対談をした結果、
徹平じゃなくて大和に会いたいみたいな、
そんなことが聞こえた気がしたのでした。
大和という人間は、不器用で無愛想で、
近寄りがたい印象を持つ反面、
人思いで義理堅くて、
嘘偽りのない男なんです。
だからこそ描くのが難しくて、
表現に戸惑った部分も何箇所もありました。
だけど相手が明香だということもあり、
少しずつ大和の魅力が出てきたな、と。
読者さんに少しでも伝わるといいなと思います(笑)
色んな人物の色んな出来事があり、
たくさんの思いを読み取るのには少し
疲れるかもしれないので、
休み休み読んでみてくださいね。
この作品が多くの人の手にとってもらえると、
嬉しいなと思います。
未熟な私ではありますが、
今後も頑張っていきますので、
どうぞよろしくお願いします。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
菜依