ああ、振られた後、やっぱり菜々は彼氏作ってさ。俺ってなんのために彼氏だったんだ??
ま、当然菜々に言われたとおりブスだから彼女もできなくてさ。
それで俺考えたの。菜々をちょっと懲らしめていいんでは?とな。
懲らしめると言ってもどうするって問題じゃん?それで、幼馴染の綾香ちゃんに聞きましたー。インタビューだぜー?

「え?女の子が嫌がること?なんでそんなこと聞くの?」
「あぁ。綾香が嫌がることしたくないからさ。」

もちろん全くの嘘。

「ゆ、悠君!嬉しい!
えっとね。女の子はセクハラとかが最大の敵だけど……身近で起きそうなことは水かけられるとかかな?下着…見えちゃうし。」
「わかった。気をつける。ありがとうな!」

よし、これでオッケー。
バケツに水をくんだ。これで匿名で放課後に屋上に来いって手紙を菜々のロッカーに入れてっと。
準備満タンだ!