よぉ!俺の名前は橘 悠㈲
俺には彼女がいたんだわ。それもまた可愛い子でな。広瀬菜々って言うんだけど、性格はちょっと強引だがまあいいんだ。可愛いし。うん。可愛いし。
しかし今日は大事な話があるっていうから来たのになっ。まだ来ねえ。
お!きたきた!

「悠君。あのね。別れてほしいの。」
「え?」
「別れてほしいの。」

俺は足場が外れて地獄に落ちた気分だ。

「え?なんで?」
「悠君は悪くないの。ああ、一つ欠点はブスかなぁ?」

ブス…ブス…はっきり言うねお嬢さん

「え、嫌。俺別れたくない。」
「悠君が決めることじゃないから。ごめんね」

俺を振ったあとすぐさま他の男の所に駆け寄った。菜々…お前絶対許さねえからな!!